FX取引ツールである「MT4」の特徴を紹介！
はてブ
送る
FXを行うためにはFX取引ツールが必要ですが、無料で使えて自由にカスタマイズできるMT4が便利です。今回はそのMT4について紹介していきます。
FX取引ツール「MT4」とは？
MT4とはMetaTradar4（メタトレーダー4）の略で、ロシアのMetaQuotes Software（メタクオーツ・ソフトウェア）社が開発、そして無料で提供しており世界でもっとも人気のあるFX取引ツールです。
上記の公式サイトからダウンロードできますが、実際にインストールすると中身はMT5（メタトレーダー5）になってしまうのでMT4を使用したい場合はMT4を提供しているFX業者からのダウンロードをおすすめします。
主なMT4のダウンロード方法
- MT4を取り扱っているFX業者で口座を開設する
- MT4をダウンロードしインストール
- FX業者から発行されたIDとパスワードでログイン
MT5（メタトレーダー5）
MT4の次世代版で動作速度がアップしている。
対応しているインジケーターがまだ少ないためMT4よりは普及していない。
MT4がなぜ人気なのか？
ではMT4がなぜ人気なのでしょうか。
理由はいくつもありますが大まかに分けて以下になります。
- 無料で使える
- 実際にMT4の画面内でトレードが可能
- チャート上に好きなラインを引いたりインジケーターを入れて好みのテクニカル分析ができる
- EA（自動売買機能）が使える
- 過去のチャートをリアルタイムのように動かすバックテストが行える
- オリジナルのインジケーターやEAを作成できる
まとめていくとMT4があれば大まかなものは大体できるって事ですね。
またオリジナルのインジケーターやEAを作成して公開している人も多く、それを使うためにMT4を使わざるを得ないという側面もあります。
世界中で人気なツールでもあるMT4ですが、国内のFX業者すべてが取り扱っているわけではなく、その数は多くありません。
実際にトレードやEAを動かさなくてもいいという人は、MT4を取り扱っているFX業者で口座開設をしてダウンロードし使用する事は可能ですので、トレードしているFX業者がMT4を提供していないからと言ってまったくMT4を使用できないと言う事はありません。
豊富なインジケーター（分析ツール）の導入
MT4には最初から数十種類のインジケーターが導入されており、自由にチャート上に表示する事ができます。
基本的な移動平均線やボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクス、RSIなどはインストール時にすでに入っており、すぐに自分好みのチャートをカスタマイズする事ができます。
FXで勝つには自分に合った分析やロジックが必要になるので、インジケーターのカスタマイズは成功するための第一歩と言えるでしょう。
さらにオリジナルのインジケーターを作成することも可能ですし、有志が作成したインジケータを使う事も可能です。
EA（自動売買機能）が使える！
MT4を使う上での独特なメリットとしてEA（自動売買機能）が使えるというものがあります。
その名の通りEA（Expert Advaiser）はプログラミングによってMT4がFXのトレードを自動化し、手動によるトレードの手間を省きチャートを監視する必要がなくなる機能です。
- ※ただしEAをずっと作動させておくには常にMT4を起動させておく必要があります
またプログラミングが出来るのであれば、自分でEAを作成することも可能です。
ストラテジーテスターでバックテストができる
MT4の機能の中に過去検証ができるストラテジーテスターというものがあります。
自分が持っているインジケーターやEAをバックテストしたい時に使える便利な機能で、バックテスト用のインジケーターを使用すればストラテジーテスターを使用中に自分のタイミングでトレードを試す事もできます。
ストラテジーテスターでは過去のチャートがリアルタイムで動いているように確認できるので、特にEAをテストした場合どこでエントリーをして決済するのかを確認する事ができます。
MT4を提供しているおすすめ国内FX業者
MT4を提供している国内のFX業者は少ないですが、その中でおすすめできる業者を紹介します。
※ドル円スプレッド順
| FX業者 | ドル円 スプレッド |
特徴 |
|---|---|---|
| FXTF | 0.1銭 |
|
| JFX |
0.2銭 |
※JFXでのMT4は分析専用で取引自体は別のツールになります |
| OANDA JAPAN | 0.3銭 |
|
| 楽天FX | 0.5銭 |
|