経済指標について
経済指標とは、各国の政府や中央銀行などが経済状況を数値化して発表したものです。
その国の発表される指標によって好景気・不景気などが数値化されるため、将来の方向性を見極めるためにも役に立ちます。
重要な経済指標
発表される数値には、前回の数値・予想の数値・結果の数値に分かれており、予想される数値より良ければポジティブ(強気)、悪ければネガティブ(弱気)に傾くことが多いですが、必ずしもポジティブだから上がる!ネガティブだから下がる!といったものでもないので注意が必要です。
重要な経済指標が発表される前後には相場が大きく動く事が多く、スプレッドもその時だけ広くなりトレードに著しく影響が出ます。
主に相場に大きくかかわってくる経済指標は以下になります。
- 雇用統計
- 政策金利
- 国内総生産(GDP)
- 消費者物価指数
- 景気動向指数
発表直前に大きく下がり、その後急上昇など上下に大きく振れる事もよくあるので、以下のような対策が必要です。
- 重要な経済指標の前にはトレードを控える
- 損切りを設定している場合は一旦外しておく
経済指標をトレードに活かすなら個人的にはスキャルピングでの逆張りです。特に数秒や数十秒のかなり短いスキャル。
急上昇・急下落した際には利益を確定するため利確する人が多く、値が戻ってきたりします。その利確のタイミングが合えば戻っていく間をスキャルで抜いていく事ができます。
特にトレンド中に指標で一旦反転したならば、その後値が元の位置に戻って何事も無かったようにトレンドが継続したりもするのでそれを狙う人もいます。
ですが指標が起点となりトレンドが変わることもあるので長くポジションを持たない方が無難です。
経済指標の良し悪しの結果どうなるか
経済指標によってどのような影響がでるのかをまとめると以下になります。
- 経済指標が良い↑
- 追加でお金を投資したくなるのでその国にお金が集まり、お金も株も買われる。
- 経済指標が悪い↓
- お金を他国へ逃がしたくなるのでその国の通貨が売られ、株も売られる。
おすすめサイト
経済指標を確認するサイトは数多くあります。
FXSTREETのエコノミックカレンダーではリアルタイムで数値が更新されていきます。発表された瞬間もブラウザからアラートを鳴らす事ができるので便利です。
また結果の数値の色が予想よりポジティブなら緑色、ネガティブなら赤色で表示されるのも見やすいのでオススメ。