FXの通貨強弱 トレードへの活かし方

FXでのトレードは通貨ペア単位で行われますが、通貨強弱は通貨ペアの比較ではなく通貨そのものの強弱を表しています。
通貨強弱が分かれば市場でどんな通貨が意識されているかの判断が分かりやすくなります。
この記事では通貨の強弱に関してとトレードへの活かし方を紹介していきます。
通貨強弱とは
FXはドル円やユーロドルなど通貨ペア単位で行われます。ドル円という通貨ペアでも「ドル」と「円」という通貨の組み合わせで成り立っています。
通貨強弱は通貨そのものが強いか弱いかを分析したものとなり、グラフによって表現すると見やすくなります。

上記のチャートの場合、通貨が強いと上方向へ、弱いと下方向へ変化しており、
ドルが買われていてニュージーランドドルが売られている事が分かります。
通貨は買われると強くなり、売られると弱くなる

おすすめサイト

OANDA JAPAN 通貨の強弱チャートは誰でも利用できます。主要8通貨の強弱をチャートで表示されており、自動で更新されるのでページを開きっぱなしでOKです。
チャート上にある各通貨のテキストをクリックすれば、その通貨のチャートを消せるので注目したい通貨だけ表示する事もできます。
長期の強弱チャートも表示できますが、期間を指定できるのはOANDA JAPANの本番口座を持っている方限定です。また、GOLD会員なら1分足でのチャートの表示もでき、もっと細かいチャート波形になります。

トレードへの活かし方
トレンド
FXトレードはトレンドに乗っていく事が基本と言われており、トレンドの把握が必要となってきます。強弱チャートを見て1番強い通貨と1番弱い通貨のペアはトレンド形成中である可能性が高く、その流れに任せてみる事がトレンドに乗ることに繋がります。
また、1番弱い通貨をとことん攻める傾向があります。1番弱い通貨がいきなり1番強くなるような下克上は経済指標や要人発言などが無い限りFXではあまりありません。
レンジ
また強弱チャートはレンジを見つける事もできます。

強弱が明確ではない通貨ペアはトレンドがなくレンジ状態である可能性が高いです。
レンジ状態が確認できるのなら直近高値・安値での逆張りが狙えます。
ただし上位足での方向に則って上方向なら買いのみの逆張り、下方向なら売りの逆張りの方が確率は高くなるでしょう。