MT4の使い方③～意外と知らない便利機能～
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MT4にはちょっとした便利な機能が含まれています。ドラッグ＆ドロップなどを駆使して普段のチャート上で知りたい情報や、手間を省く設定などいくつか紹介します。
チャート上で値幅を測る
チャート上でローソク足から別のローソク足の値幅を知りたい時があると思います。
そんな時に「マウスホイールクリック＋ドラッグ」で自由に測れる事ができます。
まずマウスホイールクリックでチャート上のカーソルが十字になります、そこからクリックで始点を決めドラッグすればマウスまでのラインが引かれ、3種類の数字が表示されます。
この画像を例にとると左から順に、
- 13：始点からのローソク足の本数
- 164：値幅（ポイント）、ここでは16.4pips
- 109.875：終点の価格レート
チャートの価格範囲を拡大・縮小する
MT4では自動的にローソク足の上下いっぱいに表示してくれますが、チャート右側の価格帯をドラッグすると価格の範囲を拡大・縮小する事ができます。
チャート下側にある日付部分も左右にドラッグできますがこれは「チャートの拡大・縮小」ボタンと同じ効果です。
定型チャートとして保存
自由にカスタマイズしたチャート設定を保存しておき、別のチャートに適用させることができます。
チャート上で右クリック→「定型チャート」→「定型として保存」で設定ファイル（.tpl）を保存できます。
別のチャートに読み込む時は、チャート上で右クリック→「定型チャート」→適用させたい定型チャート名を選択すれば、該当の定型チャートを適用できます。
フィボナッチ・リトレースメントで各ラインの価格を表示させる
フィボナッチ・リトレースメントを使用した場合は各レベルでラインが引かれますが、このラインの正確な価格を知りたい時などありませんか？MT4では実現できます！
まずは適当にチャート上にフィボナッチ・リトレースメントを描きましょう。それからフィボナッチを「選択」して「右クリック」→「Fiboプロパティ」を選択します。
出てきた設定ウインドウの「フィボナッチ・レベル」タブを選択します。ここで自由にレベルのラインを増やしたり、ラインの説明をカスタマイズできます。
今回の目的である各ラインに価格を表示させるには説明欄に半角で %$ と入れましょう。
入力したら「OK」ボタンで設定は完了です。
新しくフィボナッチ・リトレースメントを描いてもこの設定は引き継がれ、価格が表示されるので1度設定してしまえば大丈夫です。
正確な価格が分かった方がタイミングを取りやすいよな！
