ユーロクロスとは

重要なユーロクロス
フロガエル
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ユーロクロスって技名みたいだけどどんなの?

FXトレードを行うときに日本人ならクロス円やドルストレートなんて言葉をよく聞きますが、実はクロス円よりユーロクロスの方が世界的に注目されています。
このページではユーロクロスについて書いていきます。

ユーロクロスとは

ユーロ vs 米ドル以外の他通貨の図

日本人にとってあまり聞き覚えのないユーロクロスですが、最も米ドルと組んで取引される通貨の代表はユーロです。
FXにおいてユーロと米ドル以外の通貨ペアの総称をユーロクロスといいます。

代表的なユーロクロスにユーロ/円ユーロ/ポンドユーロ/豪ドルユーロ/ニュージーランドドルユーロ/カナダドルユーロ/スイスフランなどがあります。

基軸通貨の米ドルと組んだユーロ/ドルはドルストレートです。

ユーロクロスの特徴

ユーロドル÷ドルストレート=ユーロクロス

ユーロクロスのレートの算出はユーロドルをドルストレートで割る事で算出できます。
ユーロドル円は1.2ドル、ポンドドルが1.4ドルの場合、1.2÷1.4でユーロポンドは0.85714ポンドです。

FXで世界1位の取引量があるロンドン市場があるため、欧州通貨のメインであるユーロが動きやすくなります。
その分クロス円よりもユーロクロスの方が値幅がある場合も多いので、あまり馴染みがないと思うかもしれませんが世界的に重要です。

クロスユーロもチェックすると欧州勢の行きたい方向が見やすくなるかもね

ユーロクロスのトレード活用方法

ユーロというだけあってロンドン時間から値動きが活発になります。特にユーロポンドなどが主体となって売買されたりするので結構重要です。
米ドルや日本円などがあまりトレードされていないけどユーロ円やポンド円が動き始めた場合など、ユーロクロスがメインでレートを引っ張っていく事も多いのでチェックしておくと全体像が分かりやすくなります。
特にイギリスのブレグジットの影響もあってかユーロポンドは以前より注目されています。

通貨強弱のチェック

米ドルや日本円の通貨強弱も大事ですが、ユーロやポンドなど欧州通貨だけで動いている場合もあるので通貨強弱はチェックしておきましょう!

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